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人生100年時代のマンションライフ

こんにちは!ラシイエプロジェクトです(/・ω・)/

本日は「マンションの常識」という本の中から、「人生100年時代のマンションライフ」というお話しのご紹介です。




人生100年時代にあって「長生きリスク」ばかりでしょうか。いえ、きっとそうではありません。「長生きメリット」も「長生きリスク」と同じくらいあるはずなのです。

人生の生活三大本要素と言われる「衣・食・住」のうち、とにかく日本人は諸外国に比べて「住」に関しては恵まれていない、と、もう何年にも渡って言われつづけてきました。

それはライフスタイルのなかで「住替え」の少なさにも表れています。日本人の人生における平均不動産購入回数は1回台であり、2回に満たないといわれています。多くの人が、子育て期に一時所得で新築不動産を購入して、老後までずっと手放さず、同じ住居に住み続ける。というのが、これまでの古典的なスタイルでした。

国土交通省の「不動産業ビジョン2030・令和時代の「不動産最適活用」に向けて」によると、既存住宅流通シェアの国際比率では、既存住宅流通シェア、つまり中古住宅の割合は、アメリカやイギリスが80%を超えるのに対して、日本はなんと14.7%に過ぎません。中古住宅の流通が、新築にくらべて極端に少ないのです。

また、国土交通省の」「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」(平成25年)が、世帯数と持ち家の流通戸数から推計した住み替え回数は、アメリカが日本の約3倍、イギリスが約3.8倍となっています。つまり、中古住宅の流通割合と住み替え回数は相関関係にあると推測できます。

現在、国の主導、あるいは民間で、中古住宅流通促進に関するプロジェクトがいくつも立ち上がっていますが、その理由が、中古住宅流通を増やせば、住替えが促進され、ストックの活性化になるという考えによります。

日本の中古住宅の流通の少なさの原因はいくつか挙げられますが、購入者側の立場で考えると、中古住宅に関する価格や品質といった不安によるものが大きな要因と考えます。

従来から日本では中古不動産取引に関する情報整備が未発達で、「中古はよくわからないから失敗しそう」という心理が働き、新築神話ができていったのです。

一方、欧米ではこれらの情報が詳細に開示されて、オープンな市場が形成されています。

しかし、近年では日本でも大きな変化が起きつつあります。インターネットの発達により不動産情報を扱うwebサイトもいくつか立ち上がり、用法が整備されてきました。特にマンションは情報が体系化しやすく、戸建住宅に先行しています。

まだ首都圏が中心ですが、売り出されている住戸だけでなく、売り出されていないストック住戸も網羅的に紹介するwebサイトもあり(東京カンテイマンションライブラリなど)、様々な情報を閲覧できるようにまでなりました。

新築マンションの価格高騰などの多要因もありますが、こうした情報開示も寄与し、平成28年には、首都圏における中古マンションの成約件数が、新築マンション発売戸数に対して、逆転いておい、平成30年まで3年連続で上回っています。東京カンテイは「マンションエストロ検定」を、皆様がマンションに関する情報や知識を武器に、より自由に住み替えをしやすい環境にしていきたいという趣旨で立ち上げました。

自分のライフスタイルの変化に伴って、住戸を住み替えていき、マンションを見る目や肥やしていくことによって、不安は払しょくされ、環境を変えるハードルは低くなるでしょう。

人生100時代、まだまだ楽しむ時間は多くあります。いくつになっても、新しい生活をエンジョイすることができるのです。「住替え」というイベントを通じて、人生をリフレッシュし楽しむことが「長生きのメリット」のひとつと考えています。

以上、いかがでしたでしょうか。

ラシイエプロジェクトでは、中古住宅+リノベーションで

価格は新築より安く。中身は新築以上の空間。

という住宅購入の仕方をお勧めしております。

ご興味のある方は是非ご相談くださいませ。

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